ヒッチハイク日本一周8日目のお話し。
〈前回のあらすじ〉
福岡からのヒッチハイカー悠仁と金沢にて別れを告げ、別々のゲストハウスへ。よほど疲れていたのか、誰よりも早く金沢の夜を抱いて眠った。
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どうも、中の人です。よく考えると、未だに一週間分のブログしか更新していないんですね。これは恐ろしい発見です、サクッといっときましょう。現在沖縄
〈ヒッチハイク日本一周8 日目のお話し。〉
今回の旅中、野宿明けを除き早朝から動いた記憶は無い。僕は時間にルーズでめっぽう朝に弱い、多分スロースターターってやつ。朝っぱらからゲストハウスを出発していく外国の方々のモチベーションにはもっぱら脱帽だ。しかも彼らの日本の歴史に対しての理解が僕らより詳しかったりするので頭が上がらない。これはまだ先の話なのだが、僕は日本一周の中で和歌山県伊都郡に位置する高野山へと足を運んだ。
高野山とは、およそ1200年前に、空海(弘法大師)によって開かれた、真言密教の修行道場であり、全国に広がる高野山真言宗の総本山だ。ちなみにユネスコの世界遺産登録がされている。
山の麓に僕が呆然と立ち竦んでいたとき、1人の外人が長い道のりを登ろうかとしていたので「バスか電車も通っているけど歩いてこの距離行くのかい?」と聞いてみた。すると彼は「僕は弘法大師が通った道を歩くんだ」と言っていた。僕らが義務教育などで学んできた歴史の表面と彼らの探究心からくる「学」ではまるで深さが違う。僕は歴史を勉強しよう、もっと日本を知ろう。と心底思った。
彼らの朝早くからアクションを起こす原動力は、やはり好奇心や探究心からくる「学」だったのだろうか。
そんなこんなで、沢山の出発して行く背中を見送っていよいよ僕もスタートだ。
ゲストハウス Good Neighbors Hostel のフェイスブックページに僕を載せてくれるとのことなので、一枚写真を撮ってもらった。ありがとうございました!
さて。
何しよっかな。
僕の旅は大体こんなかんじ。朝起きてダラっとして どこ行こっかな〜って考えて、そこで初めて地図や人に聞きながら1番拾ってもらえる確率の高いルートを算出して目的地に向かう。
いざ行かん兼六園。
兼六園とは、石川県金沢市にある日本庭園で、国の特別名勝に指定されている。日本三名園のひとつとしても有名だ、いち趣きミーハーな僕としては是非とも行きたい。
というわけで行ってみた。
iPhoneとフィルム、デジタル一眼の写真が混ざりまくっているので是非あてまくってみてね。
庭園という可愛い響きよりは、植物園を想像したほうが近いかもっていう広さ。(面積への固定観念)
おや、
何だか素敵な2人組発見…青春ってる。
リア充爆破!突撃開始!
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いえ、仲良くなって写真を撮らせて頂きました。
素敵すぎませんか、りゅーたくん、あずさちゃんかぽー。大学生3年生で埼玉と東京のプチ遠距離恋愛らしい。ふぅ、若いぜ。僕も今すぐ帰福して植物園で浴衣や着物で彼女とデートしようと思い あっ。
うん、
帰福する必要はなさそうなので、旅を続けようと思う。羨ましくなんてないです、よそはよそ、ウチはウチ。
ちきしょー!!!いいなぁぁぁぁああああ!!!!!
旅に戻ろう、僕はオニギリをひとつ買った。
セブン&アイ・ホールディングスのぉぉぉぉおおお!!!!!営業利益の8割を担うぅぅぅぅう!!!(2015年データ)コンビニ業界をぶっちぎりで駆け抜けている我こそはぁぁぁぁぁあああ??????
せぶん。いれぶん。いい気分。
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僕はどこへ着地する予定なのでしょうか。
…
まぁ時間も勿体無いし、食べながら歩くか。行儀は悪いがオニギリを食べ歩くことにした。二口目を食べようとした瞬間 シュッ ボスッ ポテン。
…?
何が起きたか理解ができない。
シュッ ボスッ ポテン?って何だ?
僕は不意に空をみた、全てを悟ったのである。(悟り世代)
犯人はコイツ
てめぇ…貴重なオニギリを…許さん。
何が許せんってコレ
オニギリ吹っ飛ばされただけで誰も得してねぇ。オレの右手襲うならせめて奪って食べてよ!!!幸い無傷である、トビの正確性には少し感動を覚えた。
さあ行くべ!
世界情勢に触れながらも、結婚すると中々身動きが取れないという話題で話が弾み
母親は偉大だ。なのでみよしママも素敵という結論に至り
元々和食の料理人で、今は親のインテリア関係の仕事を引き継ぎながら自分の店を持ちたいリョウイチさんと飲食店の難しさ、顧客の二極化についての打開案を2人で考えながらも後半は終始B'zで盛り上がっていれば、そこはあっという間に
新潟でした。
地図でしか見たことなかったけど本当にあったんだ。(失礼)
皆さんありがとうございました!!!
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この生活中、3日に一回のペースで結婚というものについて考える。僕が出会ってきた既婚者らに問えば、80%がネガティブキャンペーンを始める。身動きが取れなくなること、自分が稼いできたお金を好きに使えないこと、自分の時間が無いこと。
結婚とは、まず何なのだろう。
誓い?
ケジメ?
修行?笑
まあ正直したことない僕があれこれ考えたところで、経験者たちの考えには添ぐえない。なので結婚願望なんて今のところ更々ないが、一度してみてもいいかもしれない。と初めて感じた。
結婚→離婚=バツ〜
日本はこの構図だ。1992年9月、明石家さんまが大竹しのぶとの離婚会見の際、額に『×』を記したことから急速に浸透し『現代用語の基礎知識』1993年版にも若者用語として掲載された。籍を抜いた際に戸籍原本に記入される大きなバツ(×)印が語源であるとされる。
なぜ×なのだろうか。バツって少しネガティブなイメージないだろうか。(恐ろしく固定観念が入ってる)結婚をして、離婚まで経験している。これって完全に人生経験ではないか。無駄なことは一つもないと言われているように肯定的に捉えるべきだ。
×ではなく◯にしてみよう。
A「お前さ、今◯何個っけ?」
B「オレは今◎(ニジュウマル)だよ」
なんてポジティブな響き。
話を戻すが、結婚は狂気の沙汰だ。何十億という選択肢の中からたった1人を選ぶ。他の女性には目もくれませんという」宣言。実に不思議で理解しかねる宣言だ。そこにロマンがあり、信頼があり、夢があるのだろうか。
やはり今の僕には分からない。まだまだ彼らの気持ちが理解できる日は遠い。
2017-5/5.Kumamoto.
— 安東 佳介@ヒッチハイカー (@s52nd_street) 2017年6月7日
熊本の阿蘇、大観峰で最高に楽しんできました。熊本が大好きになりました。また絶対来るけん!#ヒッチハイク日本一周 pic.twitter.com/8g245HWng8
ちゃお。