ヒッチハイク日本一周7日目のお話し。
〈前回のあらすじ〉
鴨川での野宿により身も心も冷え切ったヒッチハイカー集団、向かう先は京都の嵐山にある温泉。お湯よりも暖かい人の心に触れた僕は旅路を急ぐ。とっちゃんやファミリー、福井の夫婦に乗せていただき無事福井のゲストハウスに到着する。そこで出会った自転車でいたるところを旅するおいちゃんと福岡の同い年ヒッチハイカー悠仁と夜の福井へ。
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どうも、中の人です。おや、何だか皆さんとお久しぶりな気がするのはなぜ?Why do I feel this way?前回更新したのいつだっけか。
※ここから先、一部フィクションです。
Kei:「ヘイSiri.ブログの最終更新日を教えて」
Siri:「敬語使え。」
※一部フィクションです。
Kei:「はい、ごめんなさい。ブログの最終更新日を教えてください。」
最終更新日 5月14日 日曜日。
HaHaHaHaHa .出発時に意気込んだ「毎日更新」もここまでくると清々しいね。これが本当だったら罪は重いけど どうせこれもお約束のフィクションなんでしょ?
※ ノンフィクションです。
んー、小声で向かい風グッジョブ ナレーターの方。沢山の圧力あるとは思いますが、この偽りなく視聴者や閲覧者に伝えることを是非日本のメディアにも見習っていただきたい。そして声を大にして皆さんに言いたい。
ブログ書くことを忘れていました。
人は矛盾を抱えた生き物である。by安東佳介。
茶番が過ぎました。皆さんご無沙汰しております、世界の安東は今日も元気です。
〈ヒッチハイク日本一周 7日目のお話し。〉
目覚めはこたつの中だった、「クッソ体痛え。」もしあなたが泊まる宿に布団かベッドがあるのであれば、フル活用することを推奨する。しかし、「自分の枕じゃないと寝れない。」とか言っているヤツには一喝。
屋根があるだけでありがてえわボケ!!!
失礼、つい言葉が汚くなった。野宿ライフを思う存分満喫した僕の身勝手な意見だ、忘れてくれ。(寂しげな背中)起床したのは良いが体が重い。というか微妙に気持ちが悪い。なるほど、僕は働いていない寝起きの頭で瞬時に状況を理解した。気だるさ、気持ち悪さ、そしてこたつのテーブル上に並んだおちょこに日本酒の瓶達。そう、疑う余地もなく二日酔いだ。時刻は朝の8時になりおいちゃんが起床。9時をまわりゆーじんが起きてきた。朝からみんなでこたつを団欒で囲むその絵は、なんて世界は平和なのだろうという錯覚に陥りそうな時間の流れだった。しかしほぼ無言、そして誰も立ち上がって出発しようとしない。やっと彼らが発した一言、「頭痛え。」どうやら二日酔いは三人称だ。結局出発はみんなチェックアウトの11時、非常に粘った方だ。自転車のおいちゃんに別れを告げ、悠仁と僕は方向が同じなので行動を共にすることに。2人は永平寺へ。
永平寺
永平寺(えいへいじ)は、福井県吉田郡永平寺町にある曹洞宗の寺院。總持寺と並ぶ日本曹洞宗の中心寺院(大本山)である。山号を吉祥山と称し、寺紋は久我山竜胆紋(久我竜胆紋・久我竜胆車紋)である。開山は道元、本尊は釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来の三世仏である。 引用:Wikipedia
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要するに素晴らしいところなのだ。(歴史を学ぼう)
結構広い、そして日本一周中出会った寺の中で一番好きだったかもしれない。しかしフィルムカメラでしか写真を撮っていなかったらしい。そのためまだ手元に写真がないため全く良さを伝えることができないので、永平寺敷地内の僕と悠仁の写真で魅力の代用を試みようと思う。永平寺の代わりが務まるだろうか、いや務まる訳がない。(古典=反語表現より)
以前、アラブ首長国連邦に向かう途中飛行機の乗り継ぎで訪れた韓国の仁川。現地の方々に平然とハングル語で話しかけられる顔の薄さは今も健在のようだ。恐ろしいほどの白トビフェイス。
ちなみに先程から「悠仁」と連呼している彼は本名 伊藤克志。ゆずの北川悠仁さんに似ているという理由で安東から「悠仁」と呼ばれ続けている中々のハンサムボーイだ。
永平寺の良さを堪能していただけただろうか、いやできる訳がない。(古典=反語表現より)
さあそして昨晩お世話になった
の安東のテンションに思わず苦笑いしていたオネエさんが迎えにきてくれた。
家路の途中に永平寺があるらしいので石川県入ったところぐらいまでは送ってくれるみたいだ。あざす!!!どうかお姉さんの中の福岡の印象が、僕によって変な人が多い県になりませんように。
さて、DMMの創業者-亀山 敬司さんの故郷 石川県の加賀市にて降ろしてもらった21Fukuoka's 。亀山氏の面影みたさに散策するも発見できず速攻で金沢行き決定。絶対に捕まらないであろう細い道で安東はヒッチハイクしていると一台の車が停まってくれた。省エネタイプで普通に歩いていた悠仁も「マジか!!!」と驚きを隠せない。しかもムッチャ可愛い女性。超タイプ!石川県に感動した瞬間だった。しかしここで問題発生、その子は1人だと思って停まってくれたらしいがこっちに実は2人いたという、隠してた訳じゃないんだけどさ。中のスペース的にも厳しいということで美女の背中を僕らは見送った。神様こんな仕打ちある?悠仁を心から敬意を込めて殴ろうかと思った。美女を見送った後の悠仁の一言。「ジャンケンで乗るの決めてもよかったね。笑」やはり僕は、彼を心から敬意を込めて殴ろうかと思う。
その後、その小道でヒッチハイクしながら歩いているとすぐに一台の車が停まってくれた。バイクのメンテナンスで下ってきていて丁度金沢まで戻るところだったらしい。ありがとうございます!石川県の観光名所について色々教えていただきました。
さあ金沢に到着したところで、21世紀美術館を少し見学し各々の行くべき場所へ。といっても悠仁はきっちり事前に決めているタイプ、もちろん宿も決まっている。それに対して僕は超行き当たりばったりタイプ。もちろん今の時点では何も決まってはいない。とりあえず駅を目指すことに。ここで気づく、ケータイの通信制限がスタートしたことに。開始一週間で通信制限は中々絶望的だが理由は明確だ。元々の5GBというわずかな通信料にも関わらずインスタのストーリーを調子に乗って更新しまくったことだ。
ああ愚かな安東よ、しかしそこが愛おしい。
話を戻そう、持参の地図で確認すると現在地から目視3mm程度。イケる、恐らく秒で着く。僕には日本一周(まだ終わってはいないのだが)で得た教訓がある。
日本は広い。
「世界」「世界」言っていた僕は世界地図で日本をみていた。およそ2cm。なんて小さな国に生まれたんだろう、なんて閉鎖的な島国に閉じ込められているのだろう。そう思って生きてきた。だが、僕はあることに気づいてしまったのだ。そう、日本は広かったのだ。これは僕の中で大発見だ、21年間の人生で最も伊能忠敬を敬った時間だ。
僕は3mmに対して徒歩で費やした時間およそ2時間弱。短く感じるかもしれないが想像をはるかに凌駕する重量のリュックとカメラ二台を収納したカメラバッグ。何度猫背になると腹をくくったか。まあ道に迷いまくったことも要因の一つなんだけれども。
会いたかったぜ金沢駅。ここから新連載予告、
ケースケのWi-Fiをさがせ!☆
後ご期待!(この予告に信憑性があるかは僕にもわかりません)
Wi-Fi経由でゲストハウスを見つけた僕は即確保。
あら可愛らしい。荷物を置いてレンタル自転車に跨り夜の金沢探検へ。
東茶屋街やら金沢の繁華街、片町へ。そこでもレンタルの自転車に乗った悠仁と遭遇。運命なんかな。ご飯が美味しいと聞いていたがなぜか名産品とは無縁の老舗もどきカツ丼を食べたあたり僕の食への興味のなさが伺える。片町のネオンに別れを告げ、金沢の夜を抱いて眠りについた。
えー、ちなみに私事ですが仕事の関係で本日天神に参上致します。当初北九州から大分の別府を目指す予定でしたが変更し長崎へ向かいます。天神に一泊予定ですので旅を終えた安東ではなくまだ旅路の安東を観たい方は是非夜の天神までどうぞ。
— 安東 佳介@ヒッチハイカー (@s52nd_street) 2017年5月31日
ちゃお